これは去年8月に書いたものです。
なかなか投稿するのに勇気が入り出来てなかったのですが、やっとの思いで投稿する事にしました☺︎
①〜③まであります!お付き合いください。
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衝撃なタイトルなので、これを読んでいるあなたはきっとビックリしているだろう。
そう。私は痔主だ。
地主ならいいのに。
私のオシリには
トイレに行くたびに私を泣かしてくる
切れ痔ちゃんと
時々顔をひょっこり出し、中々帰って来れない
イボ痔くんが住んでいる。
もうかれこれ、私と彼らは7年以上ものお付き合いだ。
けれどずっと痛いわけではなく、
普段自分が痔主だと忘れてしまう時ももちろんある。
ところが忙しい時、
お腹を壊したり、
旅行に行った時は大変。
便意が全くこない。
基本私は、心を120%許している家で、うんぴをする。
新しい環境に移ると1週間出ないって事なんて普通にあった。
簡単に計算しても21食分お腹にある。考えただけで恐ろしい。
そしてもちろん7日間お腹で圧縮された硬いウンピが出てくる時には、
生まれるぞぉおおお!!!っと言わんばかりにダイナミックに切れ痔ちゃんを引き連れてやってくる。
めでたく、切れ痔ちゃんが成長すると、イボ痔君に覚醒するのね。
だから便ピーの私はすごく痔主になる確率が高いわけ。
そこの便ピーのあなた、ヨーグルト毎日飲むとか、サプリメントを取るなどして
早めに体質改善した方がいいわよ。
なんで、こんな事を書いているかって?
それはね。
とうとうこんなにも年月を共にした彼らに涙のお別れを告げる時がきたから。
だからそんな彼らの事を忘れないように、
記事にしておこうと思ってね。
そしてせっかくだから痔主で苦しんでる人に希望を、
辛いものやジャンキーな物を食べまくったりしている人たちには警告をする事が出来れば、
私と彼らの出会いも無駄ではなかったんだって思えるでしょ?
一番最初に出会ったのはいつだったかな。
7年より前だったかもしれない。
ある時、お腹を壊ししばらくの間
シャーシャーのときがあった。
日本人のあなたならきっとこの擬音で大体どんなものか。想像はつくはず。
そしてそれが2、3日続いたある日。
お尻に違和感を覚えた。
コロップリっとした物がお尻の穴につまっている感じ。
え。なに。痛い。。。
何か出てこようとしてるの??
え。何か大変な病気!?
癌!?死ぬの??
色々想像をし、私は恐怖に襲われた。
それまで「痔」というものに馴染みがなかったので、それが痔である事には全く気付かなかったのです。
トイレから飛び出て、お母さんに
「痛いー!!なんかお尻から出てる〜」と報告すると、
「あら。嫌だ。もしかして痔じゃない??」
と言われ、
恥ずかしかったが母に直接見て確認してもらった。
そしてそれが痔である事が分かると、
あっと言う間に家族にしれ渡った。
何故か皆 少し心配そうな顔はするが、
笑っている。
その反応を見て
痔という物は 命に関わる大病ではないことにホッとしたが、
同時に持っていると恥ずかしい物であるという事も知った。
痔は不思議だ。
私が指を切った時だって、風邪を引いたときだって、インフルエンザになった時だって
みんな心配そうにする。
だけど 私が痔と分かると
なぜか、皆笑顔になる。
不思議だ。
きっと皆お尻が好きなんだね。
これが私たちの出会いだ。
その後で何回か色々な病院に行き診察をしてもらった。
でもどこの病院も
「これは手術をするしかないですね。また別の日に予約をしてください。とりあえず薬だけ出しておきますね。」
っと言ってその場では診察をするだけで、特に根本的な治療をしてくれなかった。
そしてもらう薬を塗ったり飲んだりしていると意外と数日で痛みはなくなった。
喉元過ぎれば熱さを忘れるというのは
まさにこのことで、
あんなにお尻のことでいっぱいだった、頭の中や携帯の履歴が嘘のように忘れさられ
まっ。いっか。っという気持ちになっていく。
そしてまた彼らと会った時に後悔し、どうしようもなくなってから病院にいくっというのをずっと繰り返していた。
ま。そして、やっと今回手術にたどり着いたわけなのです。
ざっと手術を決断した経緯も話しますね。
今美容師としてサロンで働いている訳なのですが、もちろん職場の皆には私が痔主であることは話していませんでした。
そんな皆に公開することでもないですしね笑
ところが最近お腹の調子が悪く、それを知った先輩美容師の方が心配しトイレの話になり、
色々話をしているうちに、私が痔主である事がバレてしまいました。
もちろん。そこで働いている皆さん大爆笑。
笑いながらも心配してくれている先輩に
手術を勧められるも
やっぱり病院に行くのには抵抗があり、
「まー。いつか行きますね」っと言って流していた。
22歳でボーイフレンドすら出来た事ないのに、お尻は人一倍いろんな人に見られるって、嫌じゃないですか。
ところが、しばらくすれば治るだろうっと軽くみていた腹痛が何日か続き
吐き気や、熱まで出てきた。
そのうち動悸が酷くなり、呼吸がうまく出来なくなってしまい、
夜中、母に緊急で病院に連れて行ってもらった。
すぐに点滴を打ってもらったが、過呼吸になり、体が硬直してしまった。
初めて自分の手が硬くなり開かない経験をした。
診察の結果は悪いところはとくになく、ストレスからくる胃腸炎だろうと言われた。
しばらくすると、嘘のように楽になり家に帰ることが出来た。
でもオシリはそう簡単にはいかなかった。
長らく続いた下痢ピーのせいで、椅子にも座れぬほど悪化してしまった。
そしてついに、こりゃ。あかんやつだっと思い急いで肛門科の病院に向かったわけなのです。
ドキドキしながら小平にある専門医に行ったのですが、待合室にいる患者さんは
見事に皆おじ様方。
自分だけ椅子に座れてないところを見ると、
私が一番重症らしい。
一人だけ若くて女であることがすごく恥ずかしくなって、皆から顔が見えないようにした。
名前が呼ばれ診察室に入ると
「雨の中よくきたね〜」
っと優しく先生と看護師さんが迎えてくれた。
飾らない優しいアットホームな雰囲気に、すごくホッとした。
「どんな感じなの?」っと聞かれるも
上手く答えられない私に
「ま。とりあえず診察させて」と、早速ベットに寝かされた。
そしてどこの病院も大抵、
体を横にし足を曲げた状態でズボンを半おろしにするのだがここでも同じだった。
どうやって診察するかって?
聞きたい??笑
最初は手で診察されるのだが、
次にちゃんと内部がどうなっているのか見れるように器具をお尻の穴に突っ込まれるのね。
それがむちゃんこ痛い痛い。
最初お尻の穴にヌルヌルしたような物を塗られある程度滑りはよくなっているけど、
あのちっさなおケツの穴にだよ、物を入れられる嫌な感覚。
なんとか恥ずかしさと、痛さには耐えていたが、
「あー。これ手術が必要だね。
もっと早く来てくれれば今日出来たのに。」
っという先生の言葉に
悔しさと、惨めさと、痛さで、目から涙が出てきた。
「仕事があっていつ次来れるか分からいんですよ〜。」っと半べそかきながらワンチャンやってくれないかなっと期待して頼んでみたが、
「こっちの都合もあるからね」っとあっさり断られてしまった。
当たり前なんだけどね。
そして直近の2日後に手術を受けることになった。
自分の中では、イボ痔君と切れ痔ちゃん1個づつくらいかなぁ〜くらいに思っていたら、
なんと全部で5個もあったらしい。
よくもまぁ、7年も温めてたわ!
施術内容としては、イボ痔君と切れ痔ちゃんのところをV字にカットし抜い合わせるみたいだ。
うぅう。お尻を切ると聞いただけで恐ろしい。
麻酔するから痛くないらしいが、どうなるんだろう。
あ~。人生初の手術が痔なんてさ、笑えるよね。
でも手術といっても20分くらいで終わってその日に帰れるみたい。。
さぁて、どうなるやら。
経験が一個増えるね。
つづく…